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正立フロントフォーク“43R&T Conventional”

FSシリーズ

比較的簡単に高剛性が得られる倒立フォークが、市販車ラインに装置されて久しい。世界GPをはじめとするレーシングの世界では、倒立以外の選択肢はないだろう。それでは、正立フォークに未来はないだろうか? 否である。倒立を必要とするのは、あくまで選ばれたライダーが、頂点での覇権を争う場合に限っての話だ。現実的なスピード領域では、まだ正立フォークに一日の長がある。とは言え、近頃では正立フォークの進化が止まっているのも事実。そこで、最新のテクノロジーで正立フォークを白紙から造り直したらどうなるか? ここに紹介するのがオーリンズが出したその回答である。徹底したこだわりから、常識を越えた剛性感、正確な作動。ダンパーとしての性能は言うに及ばず、所有することの喜びさえ感じさせる有無を言わせぬ美しさ。オーリンズが、未だかつて経験しなかった領域から正立フォークを語り出します。


ゴールドかブラックか?まずはその美しさにため息を

ご要望の多かったオーリンズ正立フロントフォーク“ブラックバージョン”がついに発売となりました。従来のゴールドバージョンの性能をそのままにアウターチューブと各部アジャスターにはブラックアルマイト、インナーチューブにはブラックのチタンコーティングを施したモデルです。

  • インナーチューブ

    ゴールドとブラックの2色のバージョンにそれぞれφ43インナーチューブには何工程にも及ぶ入念な下地処理とチタンコートにより、クローム処理の2倍の表面高度を実現しました。

  • アウターチューブ

    アウターチューブにはマシンフィニッシュ&アルマイト仕上げを施しました。モーターサイクルでは最も注目度が高いパーツだけに、磨き上げにも特別なこだわりを持って仕上げています。


  • キャリパーブラケット

    キャリパーブラケットは機能的な別体式になっており、厚さ12mmのアルミ7075材に削り跡の紋様も美しい切削加工を施し、高剛性と軽量を両立しました。

  • フェンダーブラケット

    フォーク本体に対し、同軸上、横方向にスライド可能な設計。スムーズかつクイックなフロントホイールの脱着が可能です。


  • リバウンドダンピング/スプリングプリロード アジャスター

    確実なトラクションを約束するワイドレンジ・クリック式25段調整。プリロードは0-15mmの範囲で無段階調整が可能。(1回転で1.5mmの変化量)

  • コンプレッションダンピングアジャスター

    スムーズな作動を約束するワイドレンジ・クリック式20段調整。


  • ボトムパーツ

    レーシーな雰囲気を醸し出す外部露出式のコンプレッションアジャスターハウジングを兼ねたボトムパーツには1600tでプレスされた鍛造素材を使用し徹底的に贅を削ぎ落としました。アクスル部は開口径を大きくとり、ブロック材をインサートする方式。φ25までのアクスルシャフトに対応可能。

  • フロントフォークスプリング(φ12インナーロッド)

    鏡面仕上げのシングルレートスプリング。各機種に最適なレートをチョイス。オプションとして7.0N/mm~10.0N/mm(0.5N/mm刻み)7種類のセットアップスプリングを用意。


本当に美しいのはその内部

  • このフォークが例えようもない美しい外観を持っていても、本当に美しいのはその内部です。

    倒立フォークに比べ、かん合長を長くとれない正立フォークが「剛性感で劣るのは仕方のないこと」は従来の常識。オーリンズはインナーチューブとアウターチューブの摺動面に使われるスライドメタルの支持点数を増やすことで、この問題を鮮やかに解決しています。しかし言うが易。これを実現するには、アウターチューブ内面をインナーチューブ表面に匹敵する平滑度で磨き上げなくてはなりません。普段は目にできなくても、この効果のほどは走り出した瞬間から体感していただけます。

43R&T Conventionalシリーズラインナップ

ラインナップは各メーカー別ラインナップ一覧からご確認ください。